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何のサプライズもないラグビーユニオン日本代表メンバー発表記者会見と同じ頃、フランスでもワールドカップメンバーが発表された。
フランスのコーチ、スタッフ陣も頭の固いトラディショナルなひとたちなので大きくはメンバー変更はなかった。 メンバーはこんな感じです。 Piliers : Fabien Barcella (Biarritz), Luc Ducalcon (Castres), Nicolas Mas (Perpignan), Jean-Baptiste Poux (Toulouse) Talonneurs : Guilhem Guirado (Perpignan), William Servat (Toulouse), Dimitri Szarzewski (Stade Français), 2ème ligne : Romain Millo-Chluski (Toulouse), Lionel Nallet (Racing-Métro 92), Pascal Papé (Stade Français), Julien Pierre (Clermont), 3ème ligne : Julien Bonnaire (Clermont), Thierry Dusautoir (Toulouse/Cap), Imanol Harinordoquy (Biarritz), Raphaël Lakafia (Biarritz), Fulgence Ouedraogo (Montpellier), Louis Picamoles (Toulouse) 1/2 de mêlée : Morgan Parra (Clermont), Dimitri Yachvili (Biarritz) 1/2 d’ouverture : David Skrela (Toulouse), François Trinh-Duc (Montpellier) Centres : Fabrice Estebanez (Brive), David Marty (Perpignan), Maxime Mermoz (Perpignan), Aurélien Rougerie (Clermont) Ailiers Vincent Clerc (Toulouse), Maxime Médard (Toulouse), Alexis Palisson (Brive) Arrières : Cédric Heymans (Toulouse), Damien Traille (Biarritz) こうしてメンバーを見てみるとバックスはほぼ固定。あとはコンビネーションと戦略上の入れ替えだけ。 ポイントはキッカーの使い方。 Yachvili、Skrelaのどちらのキッカーを使うかでラインが替わってくる。 スリークォーターは超オフェンシヴ。フリーでボールを持たせたら危険なメンバー。 しかし、問題点はディフェンス。コンタクトに自信を持っているのはTrailleだけ。 センターに人材不足か。経験があるMermozとのぼり調子のEstebanezのユニット。 どのプレーヤーも複数のポジションをこなせるが、ラインコントロール、ラインブレイクをするのはだれか? どのプレーヤーもバックスリーのディフェンスエリアからチャレンジするプレーヤーが多い。 そういう意味では昨シーズン、BayonneでブレイクしたWTB、Yoan Huguetが今回のメンバーから外れた。 現在24歳で今年Bayonneに移籍して活躍した。 オフェンスはもちろんディフェンスでも強さを見せる。 FWのパックもほぼ固まっている。 Stade Toulousainを中心のメンバー。パックでドライブというよりもショートパスでゲインを取り、ブレイクダウンでのボールキープ力の高い選手を選択した。 気になる点はフロントロー。 ルースプレーを重視しているのか?スクラムで経験があり、これは強いと思える選手はPerpignanのNicolas Masだけだろう。 今回最終選考まで残ってメンバー落ちした、BiarritzのSylvain MarconnetとClermontのThomas Domingo。 個人的な意見からいうとスクラムの強さならこの2人は外せない。 今回のちょっとしたサプライズである。 結論から言うと今回のメンバーに期待しているのはラインムーヴとアラインメント。 しかし、ボクスやアルゼンチンのようなFWがフィジカルでくる相手にどう対抗するか。 大きい相手に対してフロントファイブのドライブがどこまで通用するか注目であろう。 #
by vivezacriolla
| 2011-08-22 22:35
| rugby
日本とUSAにとってワールドカップ本番前の最後のゲーム。
日本はこのゲームを壮行試合と位置づけている。 通常、壮行試合の位置づけとはやや格下のチームと対戦し、自分たちのゲームプランを確認したり、プレーサクセスのイメージづけを行って、勝って弾みをつけて本番に臨もうという意図がある。 いまの日本にとってUSAが怖い部分はフィジカルとマンツーマンのコンタクトだけ。チームプレーもさしたるものはない。 前半が始まって、キックオフなど攻撃の基点となる部分でミスが多い。 これはゲームを動かそうという時に気勢をそいでしまう。 USAの2つめのトライもそこからだ。 何度も言うがこのゲームは本番のシミュレーションなのだ。 この試合ではスクラムで互角、または有利にたったことによって敵陣ゴール前のスクラムからプッシュオーバーをねらうとかアタックで前がかりになりすぎて後ろに戻ることをさぼったり、ボールセービングしないとかもなにか違う。 本番では簡単にセットプレーからボールは出せない。 ルースプレーへの集まりもUSAのほうがよい。 前半は敵陣でPGを狙うべき部分でラインアウトを取りに行ったシーンが2回あった。今回はラインアウトはたまたま取れているが、結局トライに結びついてない。 このPGを確実に得点に結び付けていれば前半は14-14で折り返していた。 後半もボールは支配し、得点を重ねて逆転しながらも、気になるポイントはフェーズが増えれば増えるほど足が止まり、ラインが浅くなる。これでゲインはできなくてボールロストする。 この日の解説者もUSA相手の日本のプレーのひとつひとつをほめていたが、ほめるべきプレーというのは得点するまで、ディフェンスからボールを取り返すまでの一連のプレーの成功の連続であることを理解すべき。 3つのプレーを成功したとしてもゴール前でひとつのプレーを失敗したらそれはゼロなのである。 JKが前半のゲームに頭に来て、ハーフタイムにロッカーで選手をどなり散らす気持ちはわからないでもない。 そして後半になってどなられた選手たちがテンポアップして得点に結びつけるところなんかは日本の教育ラグビーを思わせる。 本番に向けて選手たちはよいイメージは持てたのだろうか。 苦しみながらも得点を取ったと言う意味ではゲームを行った意味はあるかもしれない。 #
by vivezacriolla
| 2011-08-21 20:53
| touch
今週末は世界各地でインターナショナルマッチが行われています。
前回日本代表を破ったイタリア代表、アズーリはどうだったのでしょうか? 本番のワールドカップではアイルランドと同じグループに入り、決勝トーナメント進出のためにはどうしてもこの試合に勝たなければならない。 そういった意味では今週のスコットランド戦は試金石となる大事なリハーサルとなる。 結果から言うとスコットランド23-12イタリアと敗れてしまった。 翌日の現地のニュースはこれをどう見ているのでしょうか? 「イタリア、学習方法を間違える」 エジンバラのマレーフィールドでチームプレーを確認するためのゲームだったが何人かのプレーの起用について間違っていることがわかった。 相手に数多くのボールを与える機会が多かった。これでアタックについて多くの挫折を見ることになる。 しかし、2つのトライはスコットランドからボールを奪ってからのカウンターからの得点機会だった。 しかし勝利を実現するためにはまだ半分はプレー選択が間違っている。 スコットランドのよかった部分はピッチを大きく使ってボールを動かしていたことにある。ここでイタリアはファールで止めることを余儀なくされた。 スコットランドのキッカー、ParksはPGで先制する。 この日、アズーリのディフェンスはシステムを変えてゲームに臨み、スコットランドに対して有利にたつ時間帯もあった。 スコットランドはモールを押し、Dickinsonがトライ、Parksのキックをうまく使いトライを挙げ、10-0とする。 その後もイタリアは数多くのロストボールを繰り返すがディフェンスにギャップをつくることなく失点することを防いだ。 このディフェンスが前半20分間のパニックを防ぐ要因となった。 そして、24分にイタリアの№8、ParisseのゲインからBenvenutiトライを演出した。 その後のBergamascoのゴールも決まって10-7とした後、モールなどの密集戦を避けたプレーを選択。スクラムではCastrogiovanniが安定したスクラムを組んだ。 しかし、ボールコントロールがうまくいかない。ParksにPGで得点を追加され13-7と点差をあけられる。 後半48分にはLo CiceroのチャンスメイクからSemenzatoが得点を挙げ逆転のチャンスだったがBergamascoのゴールは不成功で逆転のチャンスを失ったが流れを引き寄せた。 しかし、FBのMasiのミスからスコットランドFB、Blairのトライを許した。これで勝機を失った。 その後は両22mの間でボールポゼッションが行ったりきたりした。 Castrogiovanniのボール獲得などすばらしいコンペティションもみられたがそのままゲームは終わった。 という記事だった。 ここで興味深い点は数名のメンバーチェンジはあるもののほぼメンバーを固定したなかでゲーム中のプラン変更を行えている。スコットランドに得点を与えたあとのプレー選択がスムーズに行えることは選手たちの戦術理解、リハーサルを重ねている結果であろう。 ゲームモメンタムが奪われた後に自分たちはどうするべきか?よく理解できている。 アウェーでもこういったゲームができることは注目であるし、アズーリの決勝トーナメント進出が期待できる。 #
by vivezacriolla
| 2011-08-21 11:58
| touch
日本vsイタリア戦を観戦。
9月からワールドカップがスタートするので本番前のリハーサル&シミュレーションを意図した位置づけのゲームである。 JKは迷っているようだ。メンバー選考にしてもこれはという選手がいないのだろう。 この日は外国人CTBはハンドリングエラーの連続。簡単なシザースでファーストスコアを許す。 2つ目のトライもタックルが高すぎて、イタリアSHに下をくぐられ、スコアラインに飛び込まれる。 日本もラインの裏へのキックからWTBがボールダウンした。 しかしこのスコアもかなりの疑問点。 まず、エンドラインからみるとWTBはボールをホールドできてかった。 インスタントリプレーで確認されるとおそらくスコアは取り消されるないようであっただろう。 それからこのWTBのダウンのやりかた。 ボールセービングのようにおなかにボールを入れようとスライディングした。 通常は両の手のひらでホールドしにいき、一瞬ボールを地面に抑えるアピールをするのが常套手段であろう。 この日の解説者は「ディフェンスが前にでてこないからゲインはできます。得点できるチャンスがあります。」 と言っていた。この考え方は? 自身の経験による考えを言うとイタリアディフェンスの本当の意図はマンツーマンでタックルできるし、日本のアタックにサプライズはないので前に出て、接点の部分でコンペティションを行ってペナルティを取られるより、ディフェンスラインを乱さないことに重点を置いている。つまりラインアラインメントを重視しているのだ。 日本にどれだけゲインされてもディフェンシヴラインの裏に出られなければトライを許すことはない。 日本の昔の悪しき教えのひとつにゲインを重視する考え方があるが、タイムテーブルを考慮したボールポゼッション、フェーズを連続させる意図がなければゲインしても意味がない。 特にセンター、バックローのボールを保持する意識が低すぎて、ゲームとしての興味は低下する。 ハンドリングエラー、接点でのボールコントロールがまるでお粗末過ぎるのである。 それでも日本は2トライを返して14-14で前半の終盤を迎える。 敵陣でのPGからタッチキックを狙いに行ったり、前半終了残り2分のキックオフからパス選択をしたりとこのゲームに勝ちに行く気があるのか不思議な場面もあった。 選手たちは勝つためのシミュレーションをしている意識はあるのか? 後半になるとイタリアコーチのニック・マレットはパワープレーを選択しにいく。 モールを押し込み、セットプレーも圧倒しにいく。 経験のあるFWがインしてよりその差が顕著になっていく。 解説者は得点の上からなのか、「勝つチャンスはあったのに」と再三言うが、個人的にはまったくなかった。 その理由はボールが取れない。ランプレーで相手ディフェンスのギャップスルーができない。 地域的に押してもフェーズの中でエラーを起こし、相手にボールを奪われる。 ブレイクダウンのボール処理は誰がやるのか、全員でやらなければならない。 得点を挙げることはあってもセーフティリードから点差をつめることはできない。 最後はスクラムもめくりあげられてた。日本の若いフロントローには気の毒だったが、イタリアのプロップ、ロ・チチェロはスタッド・トゥールーザンとパリのラシンでプレー、カストロ・ジョバンニはレスターでの経験が豊富な選手。 これらの選手と互角に組み合うには経験が少なすぎた。 タッチもそうだが、確かにスコアラインに近づかないとトライはとれない。しかし近づいてもギャップスルーできないとスコアはとれない。 体格もフィジカルも劣っていない日本チームが勝てないのはなぜか? 個人的には、ベーシックスキルを習得する子供の時期のコーチングに問題があるのかなあと思ってしまう。 #
by vivezacriolla
| 2011-08-20 14:14
| rugby
ある人に見せてもらいました。
2011 Touch World cup Tournament Participant Brief No.5 2011年5月30日発行の参加者概要 以前、ブログに記載したワールドカップミーティングの議題内容ですが、日本の指導者的立場の人たちがこういった話題に参加することがほとんどなかったのは残念な気がします。 特にFIT information seminarはFITの将来のヴィジョンまでプレゼンテーションしてくれた大事な内容であるし、日本の立場としてはこのヴィジョンに舵取りを協力できる人もいないのでしょうか。 特に2015年オーストラリアワールドカップの内容だけでなく、ラグビーユニオンIRBとのリレーションについても話されているようです。 IRBとのコンタクトは自分自身の感覚では各国に差があるようですが、フランスやイングランドは交流が活発です。 日本はどういう対応をされるかわかりませんが外部向けの発信も見えてこないことが気になります アジェンダの内容を良く見てみると・・・ 7.6 The Manager’s meeting will be recorded by video このミーティングはビデオ撮影されていたようですね。 誰か持ってないかな。 2011 Touch World cup Tournament Participant Brief No.5 2011年5月30日発行の参加者概要 1.Executive summary 大会実行経過報告 2.Team entries and FIT acknowledgement チームエントリーとFITの承認 3.Scotland weather(June) スコットランドの6月の天候について 4.Arrival administration 地元の委員会による到着案内 5.Delegates for meetings 代表者ミーティング 6.Player Eligibibilty & registration 選手の資格と登録について 7.Manager Meeting 20th June 2011 6月20日のチームマネージャーミーティング 8.Opening Ceremony オープニングセレモニー 9.Pre-match and Cutural Activities プレマッチイベント 10.Event logistics and field Llayout イベントに関する機器運搬とフィールドの位置取り 11.Member protection 参加メンバーの保護体制 12.Tournament structure and competition draw トーナメント構成と大会の組み合わせ 13.Presentations, trophies, awards, and World cups ワールドカップの賞について 14.TWC2011 Celebration function アフターコンペティションのファンクションについて 15.Media, photography and productions メディア、撮影、著作権について 16.Event Scotland tourism recommendations tips/Locations スコットランド旅行のおすすめ 17.Event Communications & contact 連絡先について Manager's meeting agenda 1.welcome, introductions and contacts (Tournament drecitor) ミーティングのあいさつ 2. Overview of information dissemination process情報提供についてのプロセスの説明 3. Operational brief ルールについての説明。各チームからのリクエスト 4. Referee brief レフリー団の紹介からルールの共有認識作業 5. Logistics brief 支給品、設備についての説明 6. Member protection and safety brief メンバーの保護と安全確保について 7.Additional activities 追加事項<各イベントについての補足事項 ※FIT information seminar 2.Topic No.1 FIT Strategic plan scorecard 3.Topic No.2 IRB and Global relationships 4.Topic No.3 Sportaccord Membership update 5.Topic No.4 Extended AGM Matter(TBA) 6.Topic No.5 FIT policies and sub-committees a. Eligibility policy b. Sport development policy and SDP c.playing rules sub-committee d.Events, including cross-border activities and global calendar 7.Global structure and regional federations 8. 2015 Touch World cup 9.Question time #
by vivezacriolla
| 2011-07-27 11:50
| touch
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