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週明けのフランスの各紙は先週末の日本代表戦をこう書いています。
レ・ブルーは日本代表を過小評価していた。ゲームが終わって各プレーヤーに驚きを与えた。 試合後、コーチのMarc LievremontとDousatoirはマスコミに説明を求められた。 結果的には大勝したもののプレーの内容に失望の表情が隠し切れないコーチは「雨が降ってなければどうなったかわからなかった」と汗を拭きだして怒っていた。青いジャージが冷めて見えたコーチは言葉を選びつつも驚きを隠せない。 その様は日本人に短剣を突き付けられ、あわやハラキリを迫られているようだった。 コーチは試合後すぐにロッカーで選手たちと今日は高い質のプレーができたか問うた。その話し合いの後、「自分は最悪の表明をしなければならない」かもしれないと感じたようだ。 試合に対する野望が足りなかった。 ゲーム中に不要なモールを作ってドライブしたり、スクラムで優位に立ったがゲームの流れを変えることはできなかった。前半は2トライしかとれなかったそれだけだ。 マスコミとのやり取りにいら立つコーチは歯を食いしばって次戦に備える。 日本戦で最初のトライを演出したセンターのEstebanezは腰に痛み、 ウィングのMaxie Medardは足に痙攣を訴えた。 この日最も重症を負ったのは控えのDavid Skrela。右肩を負傷したが32歳であり、今大会後半に活躍を期待されていたがおそらくのこの試合が最後になるだろう。ピッチの端で涙を浮かべるSkrelaがけがの状況を物語っていた。 もし、彼がリタイアした場合、現在スタッフで検討されている補充メンバーは今年パリから移籍してきたスタッド・トゥールーザンのLionel Beauxis、代表歴はないがトゥールーズ4年目で20歳のJean Marc Doussain、ドロップの名手、パリラシンの26歳Jonathan Wisniewskiが候補となるだろう。 #
by vivezacriolla
| 2011-09-12 14:47
| rugby
日本代表にとって緒戦のフランス代表戦を観戦した。
前回も書いたように得点機会に得点に繋げて帰ってくる意識とプラットフォーム周辺のコンタクト、ボールポゼッションの意識が80分間いかに継続できるかに注目した。 JKのゲーム後のコメントにもあったが日本がモメンタムをとっている時間帯に得点に結び付けられなかったことが敗因であろう。 特に前半たちあがりに失った不運な2トライで勝ち負けの興味はなくなった。 あとは得点的にどれだけクロスゲームにもちこめるか、緊張感を切らせないようにできるかが注目だった。 それでもラッキーバウンドでもトライを奪ったことで日本の緊張感を持続させることができた。 実際にフランス代表がフォーメーションで崩してトライを奪ったのは前半に1本だけだったことからも理解できる。 後半も立ち上がりにシンプルなペネトレイトからアレジのトライを演出したところまでは勝つ意欲も見られた。 しかし、フランスのゲームプランでもあるパワープレーが日本の足を止めた。 キープレーヤーのホラニをストップ、退場させたし、プラットフォーム構築に人をかけた日本のほうが早く体力を奪われたと言える。 セットではスクラムからペナルティを多く与えた。 これは相手のスクラムの圧力を真っ直ぐに受け止められなかったからだろう。 日本のタイトヘッド(右プロップ)の右肩を落としてコラプシングも多く取られた。ルースヘッド(左プロップ)は相手のタイトヘッドに左側に押す方向をずらされた。 後半になってBarcellaからPouxに代わったがPouxはタイトヘッド(右プロップ)だったのでこれはラッキーだと思った。事実そこからスクラムからの配球は安定した。 ラインアウトはマイボールについては問題ないとおもうが、ディフェンスについて ボールコンペティションをせずプラットフォームを固めただけだったのが残念な部分。フランスのモールの圧力を気にしすぎて安定したボールコントロールをさせてしまったのは判断ミス。 キッカーについては解説の薫田氏がYachevilliがPGを狙ってくるのは日本のプレッシャーを感じているからと言っていたが、そうではなく、もともとのゲームプランとして敵陣のPGは全てショットで得点に繋げると言う意図があったから。 日本のキッカー、アレジは前半のチャンスにキックをことごとく外したが、これは選手たちの緊張感を緩めてしまう。この時間帯でそれをやってしまうと得点に結び付けられなかったというだけではなくメンタルダメージも与えてしまう。 モール周辺も予想通り、フッカーのServatやロックのNalletがボールを持ち出してきた、モールのドライブ中にサイドに出てくるのはビデオを見れば予想できたことだがその反応も遅れた。ナンバー8のLakafiaは国内リーグでの動きと比べてまだ積極的とはいえなかったがインパクトは見せた。 カウンターでスペースを与えた部分ではおおむねストップした。フルバックのHeymansやMedardをストップしたのは日本のバックスリーのディフェンスが成功していた。最後にNalletのトライを与えたウィングはミスマッチを作られてしょうがない部分もあったがバックラインのマッチアップもうまくいっていた。 ひとつ言うならペネトレイターでもあるセンターのEstebanezのマッチミスが大きく響いた。彼はボールをもらう前にマークを外してギャップに入ってくるのが得意な選手であるが前半のたちあがりにもビッグゲインを許してしまった。 今回の敗因は前から気になってた日本のセンター、ニコラスのボールロスト、ハンドリングエラーと相変わらず精度の低いキッカーを起用していたこと。 次のニュージーランド戦はこのあたりを修正すべきだろう。 何度も言うが、これは得点の取り合いでポゼッションの支配の勝負ではない。スコアを挙げられなければどれだけ汗をかいてもゼロなのである。 #
by vivezacriolla
| 2011-09-10 17:36
ロイターフランス版でフランス代表は10日の日本戦についてコメントしています。
”重要”、”勇敢”、”厳しいプレー”、”効果的”、”厳格” レ・ブルー(フランス代表)は今週土曜日ノースショアで対戦する最初の敵、「ミステリアス・ジャパン」に勝利するためにトレーニングを継続しています。 レ・ブルーは日本をインターナショナルレベルとして強敵にのし上がったと評価し、世界チャンピオンになるかそうでないかを占う大きなゲームと認識しています。 日本代表は91年の第2回ワールドカップでジンバブエに勝利しただけだがそれはもはや参考にはならない。 大会直前のトレーニングマッチではシクスネーションズでフランスを、その後アルゼンチンを破っているイタリアに対しても敗れたがいいゲームをしている。 2007年ワールドカップでは良いレッスンを行ったフランス代表も今度は警戒しなければならない。 チームでのビデオミーティングでは対日本代表にテーマを絞り、今年のパシフィックネーションズの日本代表がトンガ、サモア、フィジーと対戦した全てのゲームとイタリア戦を見た。 バックローのイマノル・アリノルドキは「ビデオを見てとても驚いた。日本戦は軽く見ることはないだろう。」 フランスの選手たちは日本代表が3年間以上、自国リーグでプレーしたトンガ人やNZ人で構成された日本代表が本物のチームになったことを認識した。 ”スマートなチーム” 「彼らはよく組織化されていてラックを基点としてボールをコントロールする。クレバーなチームで特にセンター、ウィンガー、ナンバー8が良い。 ナンバー8のイマノル・アリノルドキはこう分析します。 日本代表とフランス代表のこれまでの対戦内容を大きく覆すゲームになると予想しているようです。 ハーフバックのフランソワ・トランデュックは「日本代表はボールを大きく動かし速い展開をしてくるだろう。」と予想する。 フルバックのセドリック・エイマンは「これらの日本の評価はうわべだけのスピーチではない。彼らは得点が取れるし警戒しなければならないチームだ。」 2003年オーストラリアワールドカップでのフランスvs日本戦に出場し、2トライを奪ったオレリアン・ルージュリーとフロントロー、ジャン・バティスト・プクスは回想する「今回のゲームはとてもハードだが、普段どおりプレーして得点に結びつけること。」 と、早い時間帯で20点差をつけることをイメージしているようです。 チーム帯同のサイコロジストも「緒戦の日本戦は重要なゲーム。」と分析している。 アリノルドキは最後に「日本戦は尊敬の念をもって戦う。もしここで敗れたら残りの試合をキャンセルしてすぐに帰国したほうがいい」と自信も見せた。 #
by vivezacriolla
| 2011-09-08 21:43
| rugby
ラグビーユニオンワールドカップがスタートするが、日本代表の初戦フランス代表のメンバーが発表された。
FB Cedric Heymans, TB Vincent Clerc, Aurelien Rougerie, Fabrice Estebanez, Maxime Medard, HB Francois Trinh-Duc, Dimitri Yachvili; FW Fabien Barcella, William Servat, Nicolas Mas, Julien Pierre, Lionel Nallet, Thierry Dusautoir, Imanol Harinordoquy, Raphael Lakafia. Replacements: Jean-Baptiste Poux, Dimitri Szarzewski, Pascal Pape, Julien Bonnaire, Morgan Parra, David Skrela, David Marty. このメンバーを見た感想はフィジカルで押し切ろうというシンプルなゲームプランが見える。ボールも大きく動かそうというよりもプラットフォーム付近でのドライブが展開されるだろう。とはいえスキップもやってくる。 フォワードはセットプレーというよりルースプレーが得意なメンバー。 Nicolas Masは経験もありスクラムも強いが、モールドライブからサイドを崩してくるだろう。Barcellaはアキレスけん治療明け、Servatはラインアウトからのドライブを得意としている。ゴール前からのボールの持ち出しも積極的。 Julien Pierre、Lionel NalletはClermontのプレースタイル。Nalletはバックローの経験もある。 Dusautoir、Harinordoquy、Lakafiaは安定したバックロー。 Lakafiaはニューカレドニア出身で今シーズンのアイルランドとのフレンドリーマッチでデヴューした22歳のビアリッツの選手。グルノーブルでの経験があるがチーム全体で彼の動きをリードしている。 バックスはハーフバック、センターからショット(DG)も狙えるメンバーだが、基本的にスピードもあり、コンタクトも強い。今シーズンのキープレーヤーとなりうるL'USAPのセンターのMermozが出ないがクラッシュに強いメンバーを揃えた。 パスの回数を減らすリスクを取り、ボールセーフティを意識しながらのゲームプランが見て取れる。 バックスリーもラインから展開してボールを動かすというより、プラットフォーム付近にダッシュしてボールを取りに来るだろう。 両ウィンガーはスピードがあるだけではなく、ギャップにダッシュしてくるコース取りもうまい、FBのHeymansも積極的に上がってくるだろう。彼らはもちろんコンタクトも強い。 日本代表の対策としては基本的なことだがプラットフォームからドライブをさせない。ボールを持ってないペネトレーターのマークを徹底しなければならない。 ディフェンスでしのげばオフェンスの得点機会はかならずあるはず。 インターセプトでもPGでもDGでも取れるときに必ず得点を取る。 USA戦のようにゴール前ペナルティからセットプレーやフィジカルプレーを選択して時間を消費しても勝機はない。 #
by vivezacriolla
| 2011-09-07 08:31
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by vivezacriolla
| 2011-08-24 21:01
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